幻想島ねこのうた
🟪幻想島ねこのうた
— itsme(いつみ)🟣幻想島ねこのうた (@itsme8080) 2020年8月12日
ユニット Mattie-S 作
詞・曲: マシー
絵・動画: itsme(いつみ)
歌唱: #結月ゆかり
𝕟𝕚𝕔𝕠▷ https://t.co/jNr20Ihkz0
𝕐𝕠𝕦𝕋𝕦𝕓𝕖▷ https://t.co/uL2nMrDtAW
ねこシリーズ2作目です
よろしくおねがいします
(*ᴗ ᴗ)⁾⁾#ボカロ超投稿祭2020夏 #vocanew #sm37342854 pic.twitter.com/iMljqHPSa1
Mattie-S ねこシリーズ 2作目できました🐈
ツイート内リンクから飛べない方は下記より
👇にこにこ
幻想島ねこのうた / 結月ゆかり - ニコニコ動画
👇YouTube
歌詞はコチラ👇
今回はわたしのアカウントからの投稿です。
いつの間にか始まっていた「Mattie-S ねこシリーズ」
1作目となっただいだいにゃーのうたもわたしのほうから投稿だったんですが、
ニコニコのシリーズ機能的は自分が投稿した動画しかまとめられなかったので、こうなった……わけではありません 笑
結果的に良かったんですけど。
ちなみにそのシリーズ👇
前回もそうなんですが、音関係だけでなく詞もマシーさんの担当です。
こういった猫関係の話をする時マシーさんとても魅力的なんですよ。
わたしがマシーさん語録と勝手に呼んでいるオリジナル猫用語もあり。
(1作目の「だいだいにゃー」も正にそれでした。詳しくは→だいだいにゃーのうた - masii’s notebook)
シリーズ前作のほんわかさとは打って変わって、今作は少し切なさもある不思議なねこのうたです。
マシーさんブログから引用すると、
南の島の海が見える夕暮れ時ねこと散歩。だんだん日が暮れてきて周囲が見えなくなってきて、ねこの姿もだんだんみえなくなってきた。
この世のものとも思えないような夢のような景色で、ねこと一緒にいるのも現実のことかどうかもわからなくなる。
夢ではないのだろうか。一緒にいるつもりのねこも昔飼ってたねこを思い出しているんだろうか。
現実でも夢でもいい。またねこにあえるように星に祈ろう。それが明日なのかいつのなのかはわからないけれど。
とのこと。
こういう夢かうつつかみたいな雰囲気、素敵ですよね。
わたしは絵と動画でそれを再現できたら、とがんばりました。
絵のこと
動画に使った絵はpixivに投稿しています👇
動画内では左の暗いところはほとんど出てきませんが、気分的な理由からこのように横長で描きました。
詞の中に出てくる「一筋の雲」や「星」、他いくつかの要素を自分なりに詰め込んで描いています。
絵と動画は保存日時を見る限り今年の3月には一旦完成していたのですが、曲中の季節が少し秋の匂いがしてくる頃ということで、絵自体もそのあたりの空を想像して描いていました。
最初は太陽の位置を左に描いていたんですが、ふと、夏頃の夕方太陽はどこにいるかとか方角とか調べ始めたら、右寄りのほうが自然に見える気がして変えたりもしてました。
詞の内容と同じように星を描きたくて、夕暮れに見えるってことは明けの明星(金星)にしようとか。
見えてる月は、欠け具合や金星と太陽との位置関係もすごい調べました。
本当はこんな感じの時太陽もっと沈んでるみたいだったんですが、そこはちょっと調整。
夕焼けと言えばオレンジっぽいイメージがありますけど、こういうふうに紫とかピンクの時もありますよね。
そこについても調べると、空気中の水蒸気が多いと空はピンクっぽく見えるようになるとの記述を発見し、厚く重く、雨が降りそうな雲を敷き詰めてみたり。
幻想的な雰囲気になってほしくて、まだ青さが残る空をはさんで夜が迫っている部分と夕焼けの部分をおさめようとしています。
猫はシルエットですが、黒猫のシルエットかもしれないし、逆光で黒く見えてるだけかもしれません。
というように妄想をふんだんにつめこみつつ、背景苦手なのでうんうんいいながら完成させました。
動画のこと
動画は時間の経過を感じさせたり幻想的な雰囲気を出せるように頑張りました。
その具合についてはマシーさんから細かく指示を受けながらやったので、完璧ではないですが結構近い具合になってるかもしれません。
いつもどおりAviUtlで作っています。
大したことしてないですが、特にがんばった冒頭部分のことをどうなってるのか残しておこうと思います。
と言ってもなにぶん何か月も前にやったことで、自分でも何をしたのかよく思い出せません……
編集画面のキャンプチャとかを貼っておくので、何となく感じ取っていただければ幸いです(丸投げ)
1
場面
動画が始まってぼやけてるのが少しハッキリしたとこです。
オリジナルの色味は上のほうでも貼りましたが👇コレなので
最初のほうはAviUtlのほうで茜色っぽくしています。
タイムライン
その場面のタイムラインがこんな感じです。
変な隙間が空いているのは、のちのちそこに歌詞のテキストがわーっと入るからです。
出だしがグループ制御になっているのは、たぶんフェードインとぼかしを一括で管理したかったからだと思います。
テキストが細かく分かれているのは、きっと位置と出るタイミングが気に入らなかったんでしょう。
パラメータ
カスタムオブジェクト 星
空気中の塵みたいなのが光に照らされて白くふわふわしているのを表現しようとしています。
絵そのものも このカスタムオブジェクトもゆっくり右に動いてってるんですが、
塵部分を絵に含めて描かずAviUtl側で追加したのは、動く速度を変えると立体感でるかな~とか思ったからです。
カスタムオブジェクト 周辺ボケ光量
周辺ボケ光量は多用してるんですけど、これは最初から最後までずっと通しで入っているものの数値です。たぶん。
簡単に幻想感でて好きな効果です。
画像ファイル 花びら
左下にふわふわっとあるのは、歌詞の「花の香に酔う」を意識して花びらのつもりで描いています。
動画用に別レイヤーで描いて書き出してたものを、塵と同じ理由で動かし方変えて配置してます。
合成モード加算のみでは飽き足らず、rikky氏の合成モード追加スクリプトを使わせていただき、覆い焼き(カラー)も追加しています。
👇rikky氏によるスクリプト紹介動画。DLは動画説明文中のリンクから。
[Aviutl]合成モード追加スクリプト(全76種類) - ニコニコ動画
図形 円
日が暮れていくのを表現するにあたり、歌詞の「茜色」に合わせ、最初は夕焼けっぽかった光が薄れて暗くなっていく表現を追加したかったんだと思います。
数値によると、茶色っぽい色を太陽のあたりにぼかして置いて、合成モードを明暗にして茜色っぽくしているようです。
絵自体が右に動いていくので合わせて動かしつつ、歌詞に合わせてフェードアウトさせていると思います。
2
場面
1より少し進んだところです。
「茜色した」の歌詞のあたりで茜色っぽさが強くなるように図形(円)を調整したはずなので、1の場面より赤みが強くなっていると思います。
「君は今どこなの?」の次は「光もう途絶え行く時間」なので、そこで茜色っぽさはフェードアウトしていくはずです。
タイムライン
その場面のタイムラインです。
テキストを出すタイミングをこだわりたかったようです。
パラメータ
テキスト 日本語用
フリーフォントの「源暎ちくご明朝」を使わせていただいてます。
縦組み長文向きで少し古風なのがとても好きです。
DLはこちらのサイトの源暎フォント置き場から👉トップページ - 御琥祢屋
テキストは白色ですが、合成モードを輝度にしています。
なので、フェードインしてくる時は光強めに幻想的っぽく(?)透けて、透明度が0になった時には本来の白色で表示されるみたいな感じです。
テキスト 英語用
フォントはWindows10標準搭載のJavanese Text。
マシーさんの曲イメージが南の島ということで、インドネシアの島・ジャワ(Java)が名前に入っているフォントにしました。
日本語でもフォントを見て「っぽい」って感じることあるじゃないですか。レトロっぽいとかそういう。
アルファベットも英語日常言語で使ってきた人だとそういうのあるみたいなので、もしかして南国っぽいなって思ってもらえたりするのかな? と。
そんな感じです。
もっとこうしたほうが効率いいのにとかあるかもしれませんが、そこは目をつぶっていただく方向で('ω')...
何にせよ、わたしにとってもすごく思い出深い作品となりました。
最後にもう一度リンクを貼っておきます。
おしまい。