彼女は性悪 -2-
1 の続きです。
こちらしか見ない方もいると思うので、目次より上の部分は1とほぼ同じことを書きます。
✩フリー頒布開始࿐͙°⑅*
— itsme(いつみ) (@itsme8080) 2019年11月23日
🎀 #女子会コンピ_ガールズトーク
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コチラ▷ https://t.co/eG38C3GSzX
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いつみ参加曲は9曲目
☽ 彼女は性悪
歌唱: 重音テト & ダーリン
編曲mixは 田淵フミさん にしていただきました
𖧷 補足・追加情報はリプ欄へ#pixivAPOLLO pic.twitter.com/vurZ0LmJDm
2020/02/21 追記 その1: 動画とオフボ投稿しました!
Nico: 彼女は性悪 - 重音テト・ダーリン - ニコニコ動画
YouTube: 彼女は性悪 - 重音テト・ダーリン - YouTube
オフボDL: 彼女は性悪 Inst by itsme(いつみ) | Free Listening on SoundCloud
2020/02/21 追記 その2: niñaさんBOOTH独立によりDL先のリンクが変わりました。
新リンクはコチラ👇
歌詞はコチラ👇
曲担当としてコンピに参加するのは初めてです。
編曲とmixは 田淵フミさん(@fumitabuchi | Twitter)にお願いしています。
完全に自分1人でやっていないにも関わらずブログのタグで単独作扱いになっているのは、明確に依頼という形をとったからです。
(ユニット内でも1回ありましたが、それはちょっと趣が違うのでユニット扱い)
他、書いてみたら長すぎたので2つに分けました。
これは2ページ目です。
依頼を決めるらへん以降の話を書きます。
わたしがひとりでやってるあたりの話は👉1へ。
依頼を考え始めた話
編曲は、ベース、ドラム、和音とちょろちょろしたピアノ、までは自分で何となく入れました。
最初は自分だけでやろうとしてたから。
でもそこから先が特に全然だめ。だめだめ。
Twitterで助けを求めて優しくアドバイスいただいてやってみるものの、自分が力不足すぎて全然活かせない。申し訳なかったです。
そうしている内に締め切りが迫ってきたので、主宰の*yuukaさんに謝罪と断りを入れました。
したら、XFD投稿のギリギリまで待てると言ってくださって。
それでいじってる内に、これ締め切りとか関係なくやっぱ1人じゃ無理だという気持ちが段々強くなりました。
デモ段階で人に聴いていただいて「これ誰かに編曲してもらったらよくなるよ」という感じのことは言っていただいてたので、前向きな意味で誰かにお任せしてみるという選択肢はチラついてはいたんです。
それがここら辺で明確になりました。
結局全然間に合わないままだったので、XFD投稿の約1週間前くらいに再び 無理でした の連絡をしました。
あれ、でもコンピ収録されてるじゃん? てなると思うんですけど、
それは後々。
実際に依頼する話
コンピに間に合わなくても、せっかくだから完成させたいと思い、やはり誰かに依頼しようかなって決めました。
すると誰にってなるじゃないですか。
で、やっと田淵さんが出てくるんです。
自分の今回のこれに関する脳内イメージと、田淵さんがやられてる感じみたいのが近いような気が(勝手に)したし、
人にやってもらうからには思い通りにならないですが、自分の思っていることとズレても きっとわたしが好きな感じになるだろなと思ったからです。
👇どんな感じとかわからんよという方向けに田淵さんのYTチャンネル
👇自分の思っていることとズレてもきっと好きな感じになるだろうと思った根拠の一部
問い合わせるのすごい緊張しました。
ころすぞって言われたらどうしようとか(冗談です)
明確に「依頼」という行動をするの初めてだったので。
編曲していただけるならmixとマスタリングもお願いしたいと思ったので、なんかいっぱい頼むことになりますし。
相場とか、依頼するにあたって最初に送らなきゃいけない事柄とか、すごい調べました。
でもね、調べ方が悪かったのかもしれないですが、途中まで自分で編曲やってそこから依頼するパターンの話が見つからなくて。
珍しいことしようとしてるんかな……となりました。
という経緯もあり、自分の備忘録的な意味でも、今回の流れとか詳しく書いてみようとしている。
すりあわせる話
問い合わせの結果、無事OKしていただけました。
ただし、田淵さんは問い合わせ日の翌日がお誕生日+翌々日が即売会へのサークル参加予定だったらしく、全然空気読めてなかったタイミングでした。ほんと すみません。
とりあえず、最初に思っていることをできる限り書き出してお伝えしました。
書き出していただきたいファイルの種別や、締め切りはないこと、
こういうきっかけで作り始めたとか、こういうことしたかった・こういう雰囲気にしたかった、とかいう背景や希望など。
でも、送ってみて返ってきた反応の感触が、わたしなんかちょっとやらかしてるかなという感じな気がして、事前に調べてた 編曲依頼はうつー を一旦忘れることにしました。
初心に帰って、そもそも何で田淵さんに依頼しようと思ったか、と考えてみると
音の感じとか雰囲気とかセンスとか、そういうので合うものを仕上げていただけそう、というところだったんですよね。
なので、自分の希望はひとまずおいておいて、田淵さんだったらどういうのが合うと思うかを聞きました。
その返答のうち自分の理解がおいつかなかったところは「タンゴ」と「妖しいギター」
なんか踊るやつかなくらいの認識だったタンゴなんですが、今回の曲はメロのリズムがタンゴに近いとのことなのです。
上のふたつのワードで色々調べて聴いてみて、仰っているのはどちらかというとアルゼンチンのタンゴであろうことや、妖しいギターが色気のある夜っぽい感じであろうことが分かりました。
真面目にいくつかアルゼンチンタンゴの曲を聴いてみて分かったのは、わたしはこういう感じがものすごい好きだということ。
わたしの当初の希望とは全然違う感じだったんですが、絶対こっちの感じのほうが合うなと思いました。
なので、その感じでお願いしました。
場合によるのはもちろんですが、最初から極端に希望を伝えすぎず委ねたほうがいいんだなーってなりました。
だって自分じゃ絶対でてこなかったもの、タンゴ。
また、具体的に説明したと思っていたところが読み返すと全然具体的じゃないと自覚し、一体自分はどういう意図でこういうことを言ったのか? と自問自答して伝え直したりしました。
この過程において、わたし何を言おうとしてるんだと思う? などと他の方に推測を求めたりと かなりお世話になりました。困惑したと思います。ありがとうございます。
完成とコンピに入るまでの話
田淵さんの思う感じでお願いします、との旨を伝えた当日に、ピアノとギターを1本入れてみたというデモがきました。
すごいびっくりしました。
音綺麗だし、ピアノのリズムが変わって楽し気になって、ギターも妖艶な感じとジャッジャッという感じが変わるのが心地よくて。
同じ曲なんだけど全然違うーっと。
この時点で、許可とって人に聴かせに(自慢しに)いったくらいです。やば。
そこから、完成まではしばらくあるだろうから、と のんびりほくほくする構えでした。
だったんですけど、翌日の休憩中にスマホ見てびっくり。
mix終わって今日中にOKならコンピ間に合う
という趣旨のDMが来ていました。
翌日ですよ? 翌日。しかもコンピ間に合うって。え? て。
知らなかったのですが、田淵さんはコンピのXFD制作担当だったのだそうで、その関係で融通がきくと。
わたしが単に曲を作った背景としてコンピきっかけと書いたのを読んで、間に合わせてくださったとかで。
粋な計らいすぎやしませんか。
前述しましたが、この件の間に田淵さん大きなイベントはさんでるんですよ。
せっかくの誕生日に余計なこと考えさせてたんじゃないかとか、イベント後も余韻早々に早く切り上げさせてしまったんじゃないかとか、申し訳なさとコンピ入れていただける嬉しさが交互に訪れる心境でした……
で、完成したの送ってもらって確認。
1回聴いて、全然冷静じゃなかったので時間を置いて念のためもう1回聴いて、お返事しました。
正にこれが、コンピに収録されている音源なわけです。
だって文句のつけようがない。
自分がちまちま打ちこんでた音楽的にはどうか分からないけど好きだった部分も、そのままにしてくださってるし。
具体的にどう素敵と思ったかはご本人にはお伝えしたのですが、人に語る分には「曲を聴いて」って言いたくなるので、ここにはあまり書かないことにします。
それで、XFDにも組み込んでいただけました。
なおXFDの投稿日は前々から告知されており、その日付はわたしが完成音源を受け取った日の翌日でした(!)
動画部分を担当されたのはコンピ主宰でもある*yuukaさんだったので、*yuukaさんにも予定外の負担を強いてしまったと思います。
でも、曲のこと報告した時の第一声が「よかったですね!」だったと記憶しているんですよ。
わたしもこんなふうにスッと言えるひとになりたい。ちょっと泣いた。
*yuukaさんのことも少し書いておくと、エフェクト豊かな目を惹く動画を作られる方という印象が大きいです。
もちろん曲に合わせてゆったりした動画も作られてます。
*yuukaさんへの依頼についての詳細ページはこちら👇
支払いはAmazonのほしいものリストから商品を送るという形でも受け付けているそうですが、現時点で 巡音ルカさんがリストに入ってるんですよ。
田淵フミさんと*yuukaさんは ROUTE23 というユニットで活動されているので、ルカさんを選ばれるとユニット作のボーカルにルカさんが仲間入りしたりするかもしれませんね(この一文はわたしの妄想なので、違っても責任はとれません)
👇実経験に基づく話をすると、猫ごはん関係のものを送ることにより、飼っていなくても猫に貢ぐ感覚を得られてよいです。
※上記いずれもブログを書いている時点の情報なので、将来何か変わるかもしれません。
リンク先確認してみてね。
最後に
2ページ合わせても各ページそれぞれでも長いですが、
もしも全て読んでくださった方がいるのならお疲れさまでした。
どうぞ目を休めてください。
とにかく、とっても贅沢な経験をさせていただいてありがたいよという話しです。
もう1回コンピのリンク貼っておきます👇
おわる。
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