かげおくり

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itsme(いつみ) が制作に関わった作品を中心に、いろいろ。

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君の1番でいさせて

 

 

 

新しいコラボ作ができました。

ギンジさんとのコラボです。

わたしは詞を書かせてもらいました。

 

Nico: 【KAITO】君の1番でいさせて【オリジナル曲】

YouTube【KAITO】君の1番でいさせて【オリジナル曲】 - YouTube

 

先に歌詞と、フリガナ代わりの Romaji Lyrics を載せますね。

いつものこちょこちょは その下です~

歌詞

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Original

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朝焼けが光り輝く駐車場で
夢うつつ君からのメッセージに気づく
そして知る
今が全て現実として目の前にあること
優しく包んでくれることを

君は僕に眩しすぎてもったいないと悩むくらいだから
夢なのかとよく思うよ
目が醒めたら また独りじゃないかって

この気持ち まるで寄せては返す波
何でだろう 君の目が心を溶かす
穏やかに温かくて癒されながら守りたいと願う
小さな体を抱きしめたい

ツライことを和らげあい幸せなこと増やしていけるのは
二人だからできることで
支え合って顔を上げて進めるね

離さないよ
離したくないよ
本当に君が愛おしいんだよ
この言葉じゃ足りないほど
好きなんだよ僕は君が

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Romaji Lyrics

ーーー

asayake ga hikarikagayaku chusyaba de
yumeutsutsu kimi kara no messehji ni kizuku
soshite shiru
ima ga subete genjitsu to shite me no mae ni aru koto
yasashiku tsutsunde kureru koto wo

kimi wa boku ni mabushisugite mottainai to nayamu kurai dakara
yume nanoka to yoku omou yo
me ga sametara mata hitori ja naikatte

kono kimochi marude yosete wa kaesu nami
nandedaroh kimi no me ga kokoro wo tokasu
odayaka ni atatakakute iyasare nagara mamoritai to negau
chiisana karada wo dakishimetai

tsurai koto wo yawarageai shiawase na koto fuyashiteikeru nowa
futari dakara dekiru koto de
sasaeatte kao wo agete susumeru ne

hanasanai yo
hanashitakunai yo
hontoh ni kimi ga ito'oshiindayo
kono kotoba ja tarinai hodo
suki nanda yo boku wa kimi ga

ーーー

 

以下背景など。

男女に関してステレオタイプ気味の箇所があったり、なんかちょっと偉そうにもの言ってるところがあるので、気にしないよっという心の広い方はどうぞ。

 

背景

今までありがたくも色々詞を書かせてもらってきたのですが、

男性ボカロ歌唱曲に詞をつけさせてもらうのは初めてでした。

ということで、可能な限り男性の気持ちをイメージしようと努力しました、た。

また、素直でストレートな愛の歌、といった感じのテーマをいただいたので、

普段わりとひねくれてる わたしは、直接的で分かりやすい書き方をがんばりました、た、た。

書いてて恥ずかしかったですけど、それと同じかそれ以上に新鮮でした。

 

そもそも、初めにデモを聴かせてもらった時点で「こ、これはやばい」みたいにすごく響いたんです個人的に。

DMで恐ろしく長い感想を送りつけてしまったような気がします´`;;

ちょっぴりツライ過去があって、たまにそれを思い出してしまうんだけど、でも今の幸せは大切にしたい雰囲気、夏の終わりか秋の始めくらいの感じがする、というようなことを言って、そのイメージでOKいただいて詞を書き始めたと思います。

ちょっと話ズレますけど、
体質なのかなんなのか、わたしは音が左右を行き来するような感じの曲って、わりと酔ってしまうんです。
聴けるんですけど、頭クラクラするというか何といいますか。
でも不思議と酔わない曲もあって、ギンジさんのデモはそれでした。
しかも ただ大丈夫なだけでなく心地よくて、そこも個人的に「わー!」でした。

はい、閑話休題

デモの出だしと途中に一部仮歌が入っていて、

使わなくても大丈夫、というお話だったんですが、

音と一緒に情景がぶわっと浮かんだので、これを使わないのはあり得ないな、と思い

少し変えはさせてもらったのですが、ほぼそのまま使わせていただきました。

さて、どこでしょ。

 

わたしは詞の浮かぶペースが早いほうみたいなんですけど、今回は時間がかかりました(自分比)

こう見えて(?)わりと頭の回路が女性女性しているらしいので、男性的な感じに寄せようと頑張るのが難しかったです。
(中性的な詞を書いた、と思っていたのに、男性歌唱で聴くと、ああ女っぽさ ぬぐいきれてないな、と思ったことも過去ありました)

初めからKAITOさんが歌うことが分かっていたというのもあり、書くと長くなるので省きますけど他の理由もあり、男性視点に近づけたい、というのが自分の中で大きかったです。

お恥ずかしい話ですが、

恋愛 男性心理 とかって検索して記事を読みあさったりもしました。

守りたい、という感情と、それが湧き上がる瞬間、というのはすごく興味深かったです。

庇護欲やそれに近いものというのは、対象や性別を問わずあると思うんですけど、調べていく内に、男性が自身のパートナーに抱くそれの感じは、ちょっと違うような気がしました。

(※個人の意見です)

 

で、
詞を書く時、どうでもいいと思われるかもしれないんですけど個人的なこだわりがいくつかあって、

その内一個が、 ひとつの文章または区切りに同じ助詞(てにをは)や接続詞(特に「の」)、語尾が続かないように心がける、てやつでして。

普段の詞で それが続いてる時は、ちょっとポイントにしたいなってとこだったりします。

同じような理由で、英語の時は The がなるべく続かないように頑張ります。

(こちらはそんな徹底できないんですけど、ブロークンなので;;;;)

でも、今回は同じそれらが続くよう意識的に書きました。

そのほうが、素直に出た言葉や気持ちの感じがすると思って。

自分自身、考えずに思うままツイートしてる時「の」とか「に」や「で」だらけですし。

 

日常は錆び、てどこかで聞いたか見たかしたことあるんですが、

小さなことをしあわせっと思ったり、その連続を変わることなく噛みしめられるのっていいなあと感じます。

この詞でいうと、朝メッセージに気づくところとか。

何でもいいんです、おはよ、って三文字でも、ただの習慣じゃなくて自分のこと思い出してくれてるんだなと考えると嬉しいし、人によってはそれが夜勤明けの、おつかれさま、だったりするかも。

 

まあ、究極何でも嬉しいですよね、特に恋愛初期。

でもそれが繰り返されるうち、隣にいてもらうのが当たり前の感覚になってくんですよね、良くも悪くも。

 

何を言ってんだか分かんなくなってきちゃった笑

しまりがないな。いつものことか。

おしまい!